株式会社関東エルエンジニアリング(Kepware統括代理店)

よくあるご質問

ProgIDリダイレクトの設定方法

多くのOPC クライアントアプリケーションは、OPC サーバーのProgID を通じて OPC サーバーに接続します。

新しいOPC サーバーに移行またはアップグレードする必要があるユーザーは、(OPC サーバーのProgID にリンクした数千個のタグが保持されている) タグデータベースを変更しないまま、それらを実施することが少なくありません。

KEPServerEXでは、これらの転換においてユーザーを支援する、ProgID リダイレクト機能が提供されています。
ProgID リダイレクト機能を利用すると、旧OPCサーバーのProgID をユーザーが入力できます。必要な Windows レジストリエントリがサーバーによって作成され、クライアントアプリケーションは、旧OPCサーバーのProgID を使用してサーバーに接続できるようになります。

 

ProgIDは通常、ベンダー.ソフトウェア.バージョンにて構成され、

KEPServerEX Ver.5.xでは "Kepware.KEPSerrverEX.V5"であり、Ver.6.xでは"Kepware.KEPSerrverEX.V6"となります。

 

ProgID設定方法

 

※注記:設定時には全てのクライアントアプリケーションが動作していない事を確認して下さい。

管理メニューは、ユーザー管理設定を表示または修正したり、サーバーアプリケーションを起動したりするために使用され ます。管理メニューにアクセスするには、システムトレイにある「管理」アイコンを右クリックし、「設定」を選択します。

Administration2setting

 

設定画面からProgID リダイレクトタブを選択し左下部より追加を選択します。

NewProgID

必要なProgIDを入力してください。

 

下図はVer.6.12.361.0にVer.5へのリダイレクトKepware.KEPSerrverEX.V5を設定した画面となります。

ProgIDRedirect

 

このProgIDリダイレクトの設定により以下の様にKEPServerEX Ver.6に対してProgIDをVer.5として接続可能となります。

また、下例"KLEC.KSE.2022"のような任意のIDにも変更可能です。このことにより、他社製OPCサーバからの切り替えも容易に実現可能となります。

ProgIDRedirectQC

KEPServerEX Version6 システム要件 (2022年9月)

KEPServerEX Ver.6 には、ソフトウェアとハードウェアの最小システム要件があります。

アプリケーションを設計どおりに動作させるために は、これらの要件を満たす必要があります。

このアプリケーションは、以下のMicrosoft Windows オペレーティングシステムをサポートします。

(2022年9月現在)

 ・Windows 10 x64 (Pro および Enterprise Edition) ※3

 ・Windows 10 x86 (Pro および Enterprise Edition)

 ・Windows 8.1 x64 (Windows 8、Pro、Enterprise Edition) ※3

 ・Windows 8.1 x86 (Windows 8、Pro、Enterprise Edition)

 ・Windows 8 x64 (Windows 8、Pro、Enterprise Edition) ※3

 ・Windows 8 x86 (Windows 8、Pro、Enterprise Edition)

 ・Windows Server 2019 x64 ※3,4

 ・Windows Server 2016 x64 ※3,4

 ・Windows Server 2012 x64 R2 ※3

 ・Windows Server 2012 x64 ※3

 ・Windows Server 2022 ※5

 ・Windows 11 ※5

 

※ 注記

 ※1. 64 ビットオペレーティングシステムにインストールすると、アプリケーションはWOW64 (Windows-on-Windows 64 ビット) と呼ばれる Windows のサブシステムで実行されます。WOW64 は、Windows のすべての64 ビット バージョンに含まれ、オペレーティングシステム間の差異をユーザーに対して透過的にするために設計されていま す。WOW64 では次の最小要件が必須です。

 ・1 GHz プロセッサ

 ・1 GB のRAM の搭載 (OS の提案に従う)

 ・530 MB の空きディスク容量

 ・イーサネットカード

 

 ※2. オペレーティングシステムに対する最新のセキュリティ更新がインストール済みであることを確認してください。

 ※3. 32 ビット互換モードで実行されます。

 ※4. Windows Server Core の展開はサポートされていません。

 ※5. ハードウェアキーライセンスで予期しないエラーが発生することがあります。

OPC UAクライアントと接続する時のUser/Passwordについて

OPC UA接続のセキュリティ設定において、ユーザー・パスワードによる認証が可能です。

 

KEPServerEXのユーザーとパスワードの設定は、

サーバー管理ツールの「設定」→「ユーザーマネジャ」から行えます。

サーバー管理ツールはWindows画面右下のシステムトレーにある「EX」アイコンを右クリックして呼び出せます。(起動していない場合は、WindowsスタートメニューからKEPServerEX Administrationを起動します)

Screen Shot 2019-03-06 at 13.38.02 1.png  Screen Shot 2019-03-06 at 15.38.06.png

 

なお、ユーザー・パスワードを使用せずに接続する場合は、

KEPServerEXのOPC UAサーバーの「匿名ログイン」を許可する必要があります。

構成画面から「プロジェクトプロパティ」→「OPC UA」から設定可能です。

Screen Shot 2019-03-06 at 15.41.00.png

GE IGSとKEPServerEXとの共存ができますか

はい、共存できます。設定ファイル(.opfファイル)も共有できます。

 

Arrayアクセスの点数制限について

Array(配列)にアクセスできる最大点数は、プロトコルと機種によって異なりますが、

例えば、三菱QシリーズMELSECの場合、

最大は、

ビットデバイス:959

ワードデバイス:957

でございます。

その他の機種や設定詳細についてはお気軽にお問合せください。

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